嫌われる勇気を理解しよう5 自由とは何か
嫌われる勇気を理解しようの第5弾です!
今回のテーマは自由!
自由とは何か、、、
ずばりそれは、
他者から嫌われること
です。
え?どーゆーこと?って感じだと思うので説明します。
人間は本能的に「他者から嫌われたくない」と思います。これは普通のことです。
しかし、
他者から嫌われない、ということは、他者から承認され続けるということです。
課題の分離の記事でも書きましたが、
他者が自分を承認するかどうかは「他者の課題」であり、コントロールできません。
コントロールしようとした段階で、人間関係はおかしくなります。
「他者から承認されたい」って、一見健気な感じですが、
それは
他者をコントロールしたい
と言っているのと同じです。
それと同時に
とても不自由な状態
です。
他者から承認されないかもしれない、
というコストを支払わない限り、自由にはなれないのです。
厳しい。けど、合ってる。
つまり、
自由とは他者から嫌われること
なのです。
ここで、勘違いしてはいけないのは、
嫌われる→独善的に振る舞う、悪行を働く
ではありません。
ただ、課題を分離するのです。
自分のことをよく思わない人がいても、それは自分の課題ではない。
それはその人の課題。
あなたは、その人が大好きかもしれない、とてもその人のことを想っているかもしれない。
でも、だからと言って、
「自分のことを好きになるべきだ、自分があなたのことをこんなにも考えているということを理解すべきだ」
とその人に求めることは、他者の課題に土足で踏み込んでいるということです。
見返りを求めた行動です。
そして、
対人関係のカードは自分が持っていることに気付きましょう。
例えば、誰かとの関係修復にあたって、
◯◯されたから、◯◯と言われたから、あの人との関係が悪い、だから関係修復できない
という原因論の考え方では、いつまでも対人関係のカードは他者の手の中です。(正確にはその他者もカード持ってないんだけどね)
でも、相手との関係を悪くしたいから、過去にされたことを持ち出していると捉えられれば、関係修復のカードは自分が握っていることになります。
↑そんな屁理屈やんって想うかもしれませんが、この決心が大切なのです。
関係修復の決心をする、そのカードは自分が持っていると捉えること、
と
相手の反応は
は全く関係がないのです。
相手が示す反応は、全て相手の課題です。
相手は拒絶するかもしれない、関係修復の意思がないかもしれない、
でも関係ないです。
自分がただ決心すれば、自分が変わるのです。
それに伴って相手が変わることもあるし、変わらないこともある。
それは相手の自由です。
対人関係というと、「大勢との関係」や「2人との関係」などをイメージしてしまいますが、
まずは自分なのです。
承認欲求に縛られていると、いつまでも対人関係のカードは他者の手の中です。
続きます。